Roman theatre of Tarraco, スペイン、タラゴナのローマ劇場
タラコのローマ劇場は、タラゴナの港地区の上の自然の丘の斜面に建てられた考古学遺跡で、観客席(カヴェア)、オーケストラ、舞台建物の3つの主要部分があります。遺跡は部分的に現代の壁に囲まれ、発掘された区域を区切り、保護しています。
この劇場は紀元前1世紀末にアウグストゥスの下で建てられ、ローマ属州タラコネンシスの首都の主要な娯楽施設として機能しました。3世紀の火災で大きな損傷を受け、その石材や材料は解体され、市内各地で再利用されました。
座席は、裕福な市民が舞台に近い席に座り、他の人々が上の列に座るように分かれており、日常の公共生活で社会的地位が目に見える形になっていました。この配置は実用的であるだけでなく、ローマのコミュニティが共有空間でどのように組織されていたかを反映していました。
この遺跡はタラゴナの旧市街内にあり、歴史地区の狭い通りを徒歩でアクセスします。午前中の訪問がおすすめです。石に光がよりはっきりと当たり、人の混雑も少ないためです。
かつて舞台建物を飾っていた石片の一部(柱頭やフリーズの断片)は、後の建物に再利用され、現在でもタラゴナのさまざまな場所で見つけることができます。つまり、劇場の一部は一つの場所に留まらず、街全体に散らばっているのです。