Complutum, スペイン、アルカラ・デ・エナーレスにあるローマ時代の遺跡
コンプルトゥムは、アルカラ・デ・エナーレスにあるローマ時代の遺跡で、50ヘクタール(約120エーカー)に及ぶ保存状態の良い通り、公共建築物、住宅が格子状に配置されています。主要な通りが交差する中央のフォーラムには、バシリカ、神殿、それを囲む列柱があり、集落の中心を形成していました。
ウェスパシアヌス帝は西暦74年にこの集落に都市の地位を認め、現在のマドリードとグアダラハラ地域の行政の中心地としました。この昇格により繁栄と成長がもたらされ、ローマ帝国の重要な拠点となりました。
フォーラム内の神殿は、裁判所と市場の両方の役割を果たし、住民が集まり商取引を行っていました。柱と刻まれた碑文は、この空間が地域の日常生活の中心であったことを示しています。
遺跡はアルカラ・デ・エナーレスの中心部から約1キロメートル離れており、フンカル通り沿いの南東部にあります。徒歩で簡単にアクセスでき、遺跡のさまざまなエリアを探索するための標識付きの通路と案内板があります。
グリフィンの家には、ハドリアヌス帝時代の芸術技法を示す1世紀の壁画が保存されています。これらのフレスコ画は現存する中でも特に優れた例の一つであり、当時の高度な職人技を明らかにしています。