Arco de Ladrillo, Valladolid, スペイン、バリャドリッドの鉄道アーチ
アルコ・デ・ラドリージョは、バリャドリッドのマドリード鉄道線をまたぐレンガ造りのアーチで、粘土レンガだけで造られています。構造は曲線デザインで、両側の頑丈な基礎で支えられています。
1856年、マドリード=アンダイエ間の線路が敷かれる直前に建てられ、バリャドリッド最初の鉄道建造物とされる。起源には諸説あり、北スペイン鉄道会社の依頼でトンネル坑口用アーチの見本としてフリアン・サンチェスが手がけたとも、技師ベナンシオ・デル・バリェとも、自社工場の煉瓦の強度を示すためホアキン・フェルナンデス・ガンボアが建てたともいわれる。線路の地下化計画では解体移転の危機にあったが、計画中止により保存されることになった。
「アーチ・デ・ラドリージョ」という名は、構造全体を構成する147,276個の堅焼きレンガに由来し、そのうち34,680個が外から見え、それぞれ長さ22.2cm、幅14cm、高さ5cmです。実用的な用途は知られておらず、19世紀末の鉄とレンガの競争の中で見せしめとして建てられた可能性があります。
アーチはバリャドリード=カンポ・グランデ駅そばでマドリード~アンダイエ線の線路をまたいでおり、近くの通りやホームから見るもので、徒歩で近づく場所ではない。両側の橋台は左右対称ではなく、片方は幅6.50メートル・高さ2.60メートル、もう片方は幅6.62メートル・高さ1.71メートルである。橋台の上面は防水性を高めるためと思われる漆喰仕上げになっている。
アーチ型の形状は、音が予期せぬ方法で伝わり反射するという珍しい音響特性を生み出しています。そのため、建築が音にどのように影響するかを体験するのに興味深い場所となっています。