Abbey of Saint-Evroul, フランス、サン=タヴルール=ノートル=ダム=デュ=ボワにある修道院の廃墟
サン=タヴルール修道院は、ノルマンディーの樹木の茂った谷間にあるベネディクト会修道院で、現在は点在する石組みの壁と建築の断片だけが残っています。敷地の配置から、かつて教会や回廊、その他の修道院建築が建っていた場所を訪れる人が見て取ることができます。
エヴルールという修道士が6世紀にここに定住し、後にかなりの地位を持つベネディクト会の修道院へと発展する隠遁所を設立しました。修道院は宗教戦争の際に破壊され、その後完全に再建されることはありませんでした。
村の名前、サン=タヴルール=ノートル=ダム=デュ=ボワは、6世紀にここに隠遁所を築いた修道士エヴルールに直接由来します。廃墟の中を歩く訪問者は、この風景と最初にここに定住した人物との結びつきを今でも読み取ることができます。
この場所は田園地帯の谷間にあり、徒歩での見学が最適です。廃墟の間の地面はでこぼこしているため、丈夫な靴が良いでしょう。乾いた天候のときに訪れると、濡れた草や石で足元が滑りやすくなるため、見学がずっと楽になります。
オルデリック・ヴィタリスは、12世紀に人生の大半をここで過ごした修道士で、宗教的な出来事だけでなく、日常生活、戦い、同時代の人々の性格も記録した多巻の教会史を執筆しました。彼の著作は、中世ノルマンディーに関する一次資料として、現在でも歴史家によって読まれ、研究されています。