Saint-Guérin Dam, フランスのボーフォール近郊にあるアーチ式ダム
サン=ゲラン・ダムは、フランスのサヴォワ県ボーフォール近くにあるコンクリート造りのアーチ式ダムです。高さ70メートル、谷を横切る長さ250メートル、幅はわずか約12メートルで、その規模にしては特に薄い形状をしています。
このダムは、第二次世界大戦後にフランスがアルプスでの水力発電拡大を推進する一環として1961年に完成しました。ボーフォルタン渓谷は、高所で大量の水を貯めるのに適した自然の地形のため選ばれました。
サン=ゲラン・ダムはボーフォルタン地方の中心に位置し、地元の人々や訪問者が周囲の風景を読み解く際の基準点となっています。湖畔を歩く人々は、しばしば立ち止まって水とそれを四方で囲む稜線を眺めます。
貯水池の縁に沿って遊歩道があり、ダムと周囲の山々を眺めるのに適したいくつかの場所があります。山の光が柔らかく、道に人も少ない午前中が歩くのに最も快適です。
2015年以降、このダムには地震センサーと水位モニターが設置され、その動きをリアルタイムで記録しています。データは全国的な研究ネットワークに送られ、アーチ式ダムが地震活動にどう反応するかを研究しており、この構造物はフランスで最も密に観測されているものの一つとなっています。