Freising Cathedral, ドイツ、フライジングにある大聖堂
フライジング大聖堂は長さ78メートル、五廊式のロマネスク様式バシリカで、双塔のファサードを持つ。煉瓦と一部凝灰岩で造られた塔は高さ56メートルで緑のピラミッド屋根を載せ、北塔にはロマネスク様式の装飾を削った二つの軽い段差がある。1681年の外部門はアドネット産赤大理石で、聖コルビニアンの壁龕像を収める。
715年頃にはすでに教会があり、739年にボニファティウスによって司教座聖堂とされた。860年の三廊式建築は903年の火災後に再建された。1159年4月5日の聖枝祭に火災で焼失し、同年に現在のロマネスク様式のバシリカの建設が始まり、1205年に完成・奉献された。1481〜1483年には木造天井がゴシック様式のヴォールトに替えられ、1621年にはフォイト・アダム・フォン・ゲペック司教のもとで改修が始まった。
ロココ様式の内部は、教会の千年祭に合わせて1724年頃にコスマス・ダミアンとエギド・クイリン・アザムの兄弟が手がけた。彼らはルーベンスの祭壇画の色彩をフレスコ画とスタッコに取り入れた。主祭壇は1625年にハンス・クルンプパーの設計で設けられ、そのルーベンス作『黙示録の女』は現在ミュンヘンのアルテ・ピナコテークに所蔵され、教会には複製がある。
大聖堂はフライジング旧市街を見下ろすドームベルクの丘の上にあり、市街中心部から徒歩で登ります。正面入口は1681年製の三区分の前廊の下に開き、聖コルビニアン像が壁龕に置かれています。ベスティエンゾイレのある地下祭室は合唱壇の下にあるため、下りる時間を見込んでおきましょう。
四廊式の地下祭室の中央に立つベスティエンゾイレは、中世盛期に彫られた石柱で、ヨーロッパでも屈指の彫刻に数えられます。地下祭室には、司教区とフライジングの守護聖人である聖コルビニアンの墓もあります。