Ferme du Buisson, フランス、ノワジエルのアートセンター
フェルム・デュ・ビュイッソンは、パリ東部のノワジエルにあるアートセンターで、かつて19世紀の産業複合施設で、中庭の周りにレンガ造りの建物が並んでいた場所にあります。劇場ホール、映画館のスクリーン、リハーサルスペースが、歴史的建造物に指定されている単一の敷地内に集まっています。
この場所はもともと、19世紀にフランスで建てられた最初の大規模な産業複合施設の一つであるメニエ・チョコレート工場の一部でした。工場の生産が終了した後、建物は元のレンガ構造を保ったまま、徐々に文化施設へと転換されました。
「フェルム・デュ・ビュイッソン」という名前は、この場所の産業の過去を思い起こさせます。元のレンガ造りの建物は、従来の劇場とは一線を画す、素朴で作業場のような雰囲気を空間に与えています。今日では、ノワジエルやイル・ド・フランス地域圏の人々が演劇、映画、ライブ音楽のために集まる出会いの場となっています。
この場所へはRER Aで簡単にアクセスでき、駅から徒歩圏内なので、パリ中心部から気軽に来られます。劇場、映画、イベントはそれぞれ別のスケジュールで行われているので、行く前に何をやっているか確認する価値があります。
この場所では、アーティスト・レジデンス・プログラムが実施されており、クリエイターが数週間にわたって敷地内に滞在し、制作活動を行います。そのため、この複合施設は公共の会場であると同時に、作業中のスタジオとしても機能しています。日中に訪れると、さまざまな建物で行われているリハーサルや進行中の作品を垣間見ることができるかもしれません。