Church San Nicolò, イタリア、トレヴィーゾにあるロマネスク様式の教会。
サン・ニコロ教会は大きなロマネスク様式の建物で、円柱が並び、その上にヴォールト天井が架かっています。内部の多くはフレスコ画で覆われ、柱や壁にも描かれています。
建設は13世紀に始まり、ドミニコ会修道士ニッコロ・ボッカリーノが信者に寄付を呼び掛けて支援を得ました。ボッカリーノは後にローマで重要な地位に上り、教皇になりました。
壁のフレスコ画には、ドミニコ会の修道士たちが机に向かって読書や執筆をする日常の様子が描かれています。これらの場面は、中世の宗教共同体の生活や働き方を垣間見せてくれます。
この教会は一般公開されており、訪れた人は内部を歩き、フレスコ画や柱を間近で見ることができます。1778年製のオルガンもぜひ探してみてください。正面パネルには装飾的な絵が描かれています。
フレスコ画の一つには、眼鏡をかけた修道士が描かれており、これはイタリア美術で眼鏡が登場した最初期の例の一つとされています。この眼鏡の初期の描写は、中世の日常生活を知る貴重な手がかりです。