コモ県, イタリア、ロンバルディア州の県
コモ県はロンバルディア州の行政区域で、スイス国境からポー平原の北端まで広がっています。地形はアルプスの谷、丘陵、コモ湖の岸辺を含み、面積は約1,279平方キロメートルです。
紀元前1世紀にローマ人の集落が形成され、後にイタリア半島とゲルマン諸地域を結ぶ交易路として発展しました。中世には、物資と思想が南北を行き交うにつれて、この地域の重要性が高まりました。
行政の中心はコモ市にありますが、谷や湖畔に点在する村々には中世の鐘楼や石造りの教会が今も残っています。多くの集落は古い石造りの建物と狭い路地を保ち、長い職人技の伝統をしのばせます。
湖岸の町々は船で結ばれ、道路と鉄道でコモ市と他の主要都市がつながっています。山間部は曲がりくねった道が多いので、谷を移動するときは時間に余裕を持ってください。
カンピオーネ・デ・イタリアは、スイスの中にあるイタリアの飛地で、イタリア本土からスイスの土地に隔てられていますが、行政上はこの県に属します。そのため、ヨーロッパでも数少ない真の飛び地のひとつとなっています。