Loggia del Pesce, フィレンツェ、イタリアにある建築構造物
ロッジャ・デル・ペッシェは、フィレンツェのサンタンブロージョ地区にあるチョンピ広場に独立して立つ、細い柱に支えられた9つのアーチを持つマニエリスム様式の建造物です。アーチには海の生き物を描いたメダリオンが飾られ、建物の周りをぐるりと歩くことができます。
1569年、トスカーナ大公コジモ1世は、ポンテ・ベッキオ近くの魚市場を移すため、ジョルジョ・ヴァザーリにこの建造物の設計を依頼しました。1956年に一旦解体され、チョンピ広場に一石一石組み直されました。
アーチの雀枠にはめ込まれたメダリオンには、それぞれ異なる魚や海の生き物が描かれており、この建造物が元々屋根付きの魚市場として使われていたことを思い起こさせます。一つ一つをよく見ると、石に刻まれた小さな動物図鑑が現れます。
このロッジャは開けた広場にあり、入場料なしで四方から見ることができます。訪れる際は、特に週末にチョンピ広場で開かれる蚤の市と合わせて楽しむのがよいでしょう。
元々の装飾は1885年から1895年の間に取り外され、サン・マルコ美術館に運ばれたため、現在ロッジャで見られるメダリオンは複製です。オリジナルは市内中心部から歩いてすぐの美術館の中に保管されています。