Sanctuary of Minerva, イタリア、ロンバルディア州ブレーノにある遺跡
ミネルウァの聖域は、ロンバルディア州のヴァルカモニカ渓谷にあるブレーノの古代宗教施設で、オーリオ川を見下ろす岩の斜面に位置しています。神殿、石畳の儀式エリア、そして聖域の一部であった水の流れる自然の洞窟から成ります。
この遺跡は鉄器時代にはすでに礼拝に使われており、石畳のエリアや儀式的な火に関連する設備があり、初期の地元の信仰を示しています。ローマ人が到着すると、彼らは敷地を再建し、ミネルウァに捧げられた神殿を増築しました。
この遺跡で見つかったミネルウァ像は、ギリシャ彫刻に触発された様式で作られており、内陸のアルプスの谷では珍しいことです。このことは、古代イタリアの辺境地域にも文化的交流が及んでいたことを示しています。
この遺跡へはブレーノから徒歩で行けます。オーリオ川に沿った道が入口へと続いています。地面はところどころ凸凹しているので、特に雨の後は丈夫な靴がおすすめです。
この聖域は約2000年間埋もれたままでしたが、1986年に川の近くでパイプを敷設していた作業員が偶然発見しました。複合施設内にある水の流れる自然の洞窟は、神殿が建てられるずっと前の元々の信仰の核だった可能性が高いです。