House of the Prince of Naples, イタリア、ポンペイのローマ遺跡
ナポリ王子の家はポンペイにあるローマ時代の住居で、ライオンの脚を持つ大理石のテーブルを備えた中央アトリウムの周りに複数の部屋が配置されています。トリクリニウムの床には色とりどりの大理石の象眼細工が施され、ローマの職人技を示しています。
この住居はローマ時代に建てられ、紀元前2世紀後半に改築されました。その頃、ポンペイの第6地区には商業施設がますます増えていきました。これらの変化は、この地域の経済活動と都市化の進行を反映しています。
壁にはエクセドラにバッカスとウェヌスの等身大の絵が描かれており、裕福な住民が宗教的・神話的な場面で家を飾った様子がうかがえます。これらの芸術作品は、ここに住んでいた人々の個人的な好みや信念を明らかにしています。
この遺跡はポンペイのレジオ6区画15に位置し、ナポリ近郊のメインの発掘エリアからアクセスできます。道はでこぼこしており、開けた場所では日差しが強いことがあるため、歩きやすい靴を着用してください。
1896年の発掘調査で、西暦79年の火山噴火の際に建物内に閉じ込められたとみられる人骨が発見されました。この発見は、古代都市での日常生活が突然終わったことを痛切に思い起こさせます。