Wrocław water tower, ポーランド、ヴロツワフのボレク地区にある展望塔
ヴロツワフ給水塔は、アール・ヌーヴォー様式の要素を取り入れたレンガ造りの建物で、高さ62.5メートル、基部は9本の大きな柱で支えられています。上部には、テント屋根の下に八角形の水槽があり、下の階はかつて職員の住居として使われていました。
この塔は1905年に建築家カール・クリムの設計に基づいて完成し、ヴロツワフ南部への給水を担いました。第二次世界大戦中は観測所として使用されました。
ファサードにはアール・ヌーヴォーの装飾と砂岩の彫刻が施されており、北東側には「泉のニンフ」とトリトンの噴水があります。これらの装飾要素は、20世紀初頭のヴロツワフで典型的だった芸術的なデザインを示しています。
高さ42メートルの展望台からは街を一望でき、9本の柱による内部構造により上層部への安定したアクセスが可能です。階段は急なので丈夫な靴を履くことをお勧めします。また、上層部は天候によっては開放されない場合があります。
1908年から1950年代まで、晴れた日には職員が屋根に赤い旗を掲げ、上部からスデティ山地が見えることを知らせていました。この合図は住民にとって、良い天気とその見晴らし地点からの素晴らしい視界を示す実用的な指標でした。