Kisin House, ロシア、ロストフ・ナ・ドヌの地域文化遺産
キシン邸は、ロストフ・ナ・ドヌのモスコフスカヤ通りにある3階建てのボザール様式の建物で、地域の文化遺産に指定されています。ファサードは、かつてU字型だった平面の周りに対称のアーチ型の屋根飾り、コーニス、装飾的な台座が配置されています。
この建物は1899年、商人ヴェニャミン・キシンとイサーク・フロイモヴィチの依頼で建てられ、建築家ニコライ・ドロシェンコが工事を監督し、1910年まで続きました。第二次世界大戦中、爆撃で建物の一部が破壊され、元々のU字型の平面は永久に変わりました。
この建物は、当時の商家に共通する配置を踏襲しており、1階に店舗、上階に住居があります。このように一つの建物に商業と日常生活が混在することは、ロストフの商人たちの富と社会的地位の象徴でした。
現在、この建物は改修中で中に入ることはできませんが、外観は通りから見ることができます。工事が完了すれば美術館として開館する予定なので、訪れる前に確認する価値があります。
商家として知られていますが、この建物はソビエト時代に行政目的で使用され、その機能は完全に変わりました。U字型プランの欠けた翼の隙間は、通りで正しい角度から建物を見ると、今でもはっきりとわかります。