Round apartment buildings in Moscow, ロシア、モスクワの西行政区にある集合住宅。
ネジンスカヤ通りの円形アパート群は、9階建ての円形の建物2棟からなり、それぞれ26の入口があり、直径155メートルの中に約1,800戸の住戸があります。個々の住戸の台形の間取りが内部の配置を決めており、円形の中庭は独特の音響効果を生み出しています。
最初の円形構造は、1972年に建築家エフゲニー・スタモと技師アレクサンドル・マルケロフによって、ソ連時代の住宅拡大の時期に完成しました。しかし、この設計は1979年以降、建設費用と技術的な困難が従来の住宅ブロックよりも費用対効果を悪くしたため、採用されなくなりました。
これらの建物の1階には、薬局、店舗、美容室、児童クラブ、そして住民が利用できる図書館など、共用施設が入っていました。
間取りが不規則なため、アパートの家具配置には工夫が必要です。事前にユニットの設計を確認しておくと計画が立てやすくなります。円形の中庭は夜間に音が目立って響くため、空間やその周辺で長時間過ごす人にとって騒音は考慮すべき点です。
台形のアパートは、円形設計から直接生まれたもので、今も変わった形で生活体験を形作っています。このタイプの複合施設は二度と建てられなかったため、ソビエト時代の住宅実験の珍しい例となっています。