St. Botolph's Priory, コルチェスターにあるノルマン様式の修道院跡
セント・ボトルフ修道院は、コルチェスターにあるノルマン様式の修道院の廃墟です。フリント石と再利用されたローマ時代のレンガで造られた、重厚な円柱と円形アーチが特徴です。残存部分にはこれらの構造要素がはっきりと見られ、石積みの様子から建物の元の形を敷地のさまざまな箇所でうかがい知ることができます。
1100年に設立されたこの修道院は、英国で最初に建てられたアウグスティノ会修道院であり、英国の修道院制度における転換点となりました。建物は1648年のイングランド内戦で大砲による損傷を受け、その跡が石積みに今も残っています。
この修道院は、ノルマン人の建築者たちが地元のフリント石とリサイクルされたローマ時代の材料を組み合わせて新しい宗教建築を造り上げた様子を示しています。それは、実際的な創意工夫と中世の職人技が目に見える形で融合したものです。建て方から、地域社会が身近にあり、手に入るものを活用していたことがわかります。
この遺跡は年中無休で、入場無料です。コルチェスター・タウンの駅近くのプライアリー・ストリートに駐車場があります。遺跡は屋外にあるため、扉や閉館時間を気にせず、一日中いつでも、どの季節でも自由に見学できます。
西側正面には、像を置くために設計されたが実際には置かれなかった空の龕があります。これは、建設者が意図したが完成しなかった計画を示しています。これらの未完成のくぼみは、装飾が当初の構想どおりに仕上がっていたら、ファサードがどのように見えたかをうかがい知ることができるものです。