Temple of Diana, スペイン、メリダのローマ神殿
ディアナ神殿はローマ建築で、正面に6本のコリント式花崗岩の柱が立ち、それぞれの高さは約8メートルで、長方形の平面を形成しています。この建物は古典的なローマ神殿の設計を体現しており、古代フォーラムの中心に位置していました。
ティベリウス帝の治世下、西暦1世紀に建てられたこの神殿は、ルシタニアのローマ首都であるエメリタ・アウグスタの市庁舎フォーラムの中心を形成しました。16世紀には、その壁の中にルネサンス様式の宮殿が建てられ、それが後の世紀にわたって神殿の保存に貢献しました。
その名前にもかかわらず、神殿は女神ディアナではなくローマ皇帝を称えるものであり、皇帝崇拝が公共生活の中心であったことを示しています。この宗教的な焦点は、ここに住んでいたコミュニティにとって何が最も重要だったかを示しています。
神殿はメリダの中心部、カジェ・ロメロ・レアルにあり、鉄道駅や国立ローマ美術館から歩いてすぐの距離です。歴史的な市中心部を散策しながら簡単に見つけることができます。他の古代遺跡の間で目立つ場所にあります。
この神殿は、ルネサンス様式の宮殿が直接その構造に組み込まれたため、何世紀にもわたって生き残りました。これにより取り壊しから効果的に守られました。異なる二つの歴史時代が物理的に重なり合ったこの珍しい例は、この遺跡を特別なものにしています。