21 West Street, アメリカ合衆国、マンハッタンの金融地区にある住宅用集合住宅。
21ウエストストリートは、アールデコ様式で建てられた33階建ての高層住宅で、ファサードには大胆な幾何学模様、レンガの外壁、テラコッタの装飾が施されています。建物はコーナー部分に包み込むような窓を特徴としており、壁が交わる箇所に独特の鋭角な開口部を生み出し、どの角度から見ても認識しやすい形をしています。
1929年から1931年にかけて、建築事務所スターレット&ヴァン・フレックの設計により建設され、当初はオフィスタワーとして使用されていました。1997年の大規模な改修により住宅用アパートメントに転換され、その用途が変わり、建物に新たな命が吹き込まれました。
建物の名前は、その住所であるウエストストリートに由来します。住居への転換により、金融地区の中心部に近い場所に住みたい人々にとって人気の高い場所となりました。
この建物はモリス通りとワシントン通りの角の近くに位置し、周辺には複数の交通手段があります。全293戸のアパートメントがあり、地下階がないため、通りに面した入口の配置に影響を与えている点に注意が必要です。
この建物は、商業建築においてコーナーを包み込む窓を先駆的に使用しました。この技法はそれまで主に住宅建築に限られていました。この設計の選択により、建物は視覚的に特徴的となり、オフィスタワーが住宅の設計戦略を借用する例となりました。