タリン, エストニア、ハリュ県の港湾都市
タリンはフィンランド湾に面した港町で、中世の旧市街がよく保存され、その周りに近代的な地区が広がっています。歴史的中心部は石灰岩の台地にあり、城壁や教会、狭い通りが特徴です。城壁の外には公園や湖が点在しています。
この都市は13世紀にデンマークの交易拠点として建設され、その後ハンザ同盟の重要な中心地に成長しました。スウェーデン統治、そしてロシア統治の下でも、何世紀にもわたり重要な港湾都市であり商業の中心地であり続けました。
上町は司教や貴族の拠点であり、一方で商人や職人は下町に住んでいました。統治者と商人のこの区別は、今日の旧市街の構造に今も見て取れます。
旧市街はコンパクトで徒歩で回れますが、坂道や石畳の通りもあるので歩きやすい靴をお勧めします。歴史的中心部の外へは、バスとトラムがすべての地区を結んでいて、簡単に利用できます。
旧市街の狭い通りの多くは中世の職業ギルドにちなんで名付けられており、昔の職業別の地区区分が今も残っています。こうした通り名は、かつて異なる職業の人々がそれぞれの地区に住み働いていたことを思い出させてくれます。