, スペイン、セビリアのサン・ロレンソ地区にある修道院
レアル・モナステリオ・デ・サンタ・クララは、ルネサンス様式の回廊、食堂、寝室、そして壁に彩色タイルが施された修道院教会を備えた修道院です。この複合施設は、異なる時代の建造物が混在する中世の女性宗教共同体の全体像を示しています。
カスティーリャ王サンチョ4世は1289年にこの修道院を設立し、ファドリケ王子が所有していた宮殿を貧しいクララ会の修道女たちの宗教共同体に改めました。この場所は、この女性修道会の市内における修道生活の中心となりました。
この修道院では、聖クララへの信心が今も日々の生活を形作っています。修道女たちの存在と彼女たちの霊的実践が、今日のこの場所に生き生きとした性格を与えています。
現在、修道院への入口はベカス通りにあります。サンタ・クララ通りの正面玄関は大規模な修復工事中のためです。訪れる前に、現在の入場方法を確認することをお勧めします。
元の宮殿から保存されているドン・ファドリケの塔は、セビリアでその建築様式の唯一の例であり、ロマネスク様式とゴシック様式の要素を兼ね備えています。この建物は、市内の単一の場所で中世の二つの建築様式が融合した珍しい例を示しています。