Domus Mercatorum, イタリア、ヴェローナにある宮殿
ドムス・メルカトルムは、ヴェローナのエルベ広場の端にある中世の宮殿で、通りに面した階には開放的なロッジアがあり、上の階には装飾的な窓があります。建物の最上部には胸壁の列が走り、広場の上にはっきりと輪郭が見えるプロフィールを与えています。
この宮殿は、1301年にアルベルト1世・デッラ・スカーラの命により、それ以前の木造建築に代えて建てられ、この都市の商人組合に恒久的な本拠を与えるものでした。後に19世紀に修復され、その間に外観にいくつかの新しい要素が加えられました。
ドムス・メルカトルムという名前は、ラテン語で単に「商人の家」を意味し、この建物がかつて何であったかをよく示しています。今日、広場に立ってファサードを見上げると、下のロッジアの下に商人たちが集まり、商談をしていた様子を想像するのは簡単です。
この建物は現在銀行として使われており、内部は見学できませんが、正面全体はすぐ前にあるエルベ広場から簡単に見ることができます。広場は中央部のほとんどの見どころから徒歩圏内にあるため、旧市街の観光ルートに自然に組み込むことができます。
建物に中世風の屋根の輪郭を与えている胸壁は、実際には19世紀の修復中に追加されたもので、1301年の当初の設計には含まれていませんでした。つまり、広場から見える建物の最も目立つ特徴は、実は最も新しい部分なのです。