Santi Nazaro e Celso, イタリア、ヴェローナのヴェロネッタ地区にある教会
サンティ・ナザロ・エ・チェルソ教会はレンガ造りの教会で、身廊が三つあり、ファサードにはゴシックとルネサンスの要素をあわせ持つ垂直の帯が施されています。入口はアントニオ・サレッティが設計した大きなルネサンス様式の門で、建物は高い壁に囲まれた高台の中庭にあります。
現在の建物の建設は1464年に始まりました。これは、ハンガリー人の侵攻により破壊された、約1000年の歴史を持つ旧教会に代わるものでした。旧教会は市壁の外にあったため破壊され、同じ場所に、より頑丈な構造で再建されました。
この教会はヴェロネッタのコミュニティに仕え、地元のニーズを反映しています。元々の市壁の外に建てられたことから、地域の信仰とアイデンティティを芸術や聖遺物を通して表現してきた場所です。
教会へのアクセスは中央の門からで、周囲を壁に囲まれた高台の中庭は、近隣の街並みから切り離された空間を作り出しています。この場所は主要な通りから離れているため、その位置を把握し、内部をゆっくり見学する時間を確保するとよいでしょう。
鐘楼は1550年に完成し、1849年に鋳造された6つの鐘を備えています。これらの鐘は今も伝統的なヴェローナの方法で手で操作されており、この手作業の習慣は現代のイタリアでは珍しく、訪れる人々に生きた伝統とのつながりを与えています。