Mont Blanc Glacier, イタリア、クールマイユールにある氷河
モンブラン氷河は、モンブラン山塊のイタリア側にあり、クールマイユールの上空、急な岩の斜面に位置しています。この斜面には、割れ目や露出した岩の帯がはっきりと見えます。氷は花崗岩と片麻岩の上に載っており、下から見ると白と灰色が混ざった独特の様子がわかります。
この氷河は数万年かけてクールマイユールの下の谷を形作り、寒い時期には氷がはるか低地まで達していました。19世紀以降、登山家や科学者たちがその後退を記録しており、ヨーロッパアルプスで最も注意深く観察されている氷河の一つとなっています。
モンブランという名前はフランス語で「白い山」を意味し、フランスとイタリアの両方の山岳地帯に住む人々が、この山塊を雪と氷の色で長く呼んできたことを示しています。クールマイユールから出発するガイド付きツアーは、地元の山の知識を守り、訪問者をその伝統に直接つなげてくれます。
氷河を最もよく見るには、クールマイユールからスカイウェイ・モンブラン・ロープウェイに乗り、氷の壁がはっきり見える展望台まで上がるのがよいでしょう。谷は暖かくても、標高が高い場所では風が強く、すぐに寒く感じるため、上着を一枚持っていくことをおすすめします。
氷河の氷には、過去数世紀にわたる空気の泡が閉じ込められており、研究者はこれを分析して過去の気候条件を再構築することができます。これらの小さな泡は、氷を古い空気の自然な保管庫にし、地球上の他のどこにも存在しない情報を保存しています。