Vladivostok GUM, ロシア、ウラジオストクにあるショッピングセンター
ウラジオストクGUMは、ウラジオストク中心部のスヴェトランスカヤ通りに建つ、アール・ヌーヴォー様式の3階建てのレンガ造りの建物です。ファサードは細かい装飾が施され、20世紀初頭の商業建築の特徴である飾りコーニスや模様のある窓枠が見られます。
この建物は1906年から1907年にかけて、ウラジオストクを経由する極東貿易ルートにサービスを提供する百貨店を望んだドイツ人商人によって建てられました。1934年に国有化され、公営の小売施設となり、以来さまざまな形でその役割を維持しています。
ウラジオストクGUMは、市内に残る数少ない20世紀初頭の商業建築の一つで、今も商業施設として本来の用途に使われています。ここを歩くと、ロシアを世界市場につなげた港町で、商人の暮らしがどのようなものだったかを感じることができます。
この建物はウラジオストク中心部を通るメインストリート、スヴェトランスカヤ通りにあり、駅やウォーターフロントから徒歩で簡単にアクセスできます。現在も営業中のショッピングセンターなので、入場料は不要で、自由に見学できます。
ファサードの装飾タイルは建設中にハンブルクから直接輸送されたもので、一度も交換されていません。これらは、1900年代初頭にドイツとロシア極東との間に直接的な貿易関係があったことを示す、数少ない現存する物的証跡の一つです。