Castner Range National Monument, テキサス州エルパソ郡の国定記念物
カストナー・レンジ国定記念物は、テキサス州エルパソ郡にある国定記念物で、フランクリン山地の東側に6,600エーカー(約27平方キロメートル)以上にわたって広がっています。地形はチワワ砂漠に特有のもので、岩山や疎らな砂漠植物が点在し、四方に遮るものがない広大な景色が広がっています。
この土地は約8,000年前からアパッチ族、プエブロ族、コマンチ族などの先住民族によって利用されてきました。1926年にアメリカ陸軍がこの場所を接収して兵器やミサイルの試験に使用し、1960年代後半に訓練が終了した後、2023年に国定記念物に指定されました。
この記念地の名前は、20世紀初頭にこの地域で従軍したジョセフ・カストナー将軍に由来しています。フランクリン山地の岩壁には、数千年にわたってこの土地と深いつながりを持つ先住民族が残した岩絵が今も残っています。
陸軍がまだ旧式の弾薬を撤去作業中のため、現在このエリアへの立ち入りは非常に制限されています。敷地自体への立ち入りが禁止されている間は、近くにあるエルパソの考古学博物館を訪れると、この地域の歴史について詳しく知ることができます。
カストナー・レンジは、国立公園局ではなく米軍が管理するアメリカで唯一の国定記念物です。春になると、メキシコ産ゴールドポピーがフランクリン山地の斜面を鮮やかなオレンジ色に染め上げ、その様子は近くのウッドロー・ビーン・トランスマウンテン・ドライブからもよく見えます。