House of Pinarius Cerialis e Cassia, イタリア・ポンペイにあるローマ時代の住宅用別荘
ピナリウス・ケリアリス・エ・カッシアの家は、イタリアのポンペイにあるローマ時代の住宅用別荘で、食堂や寝室など、互いにつながった複数の部屋があります。その配置は、中央の中庭とその周りの機能的スペースという、裕福な個人宅の典型的な構造を示しています。
この家は、西暦79年のヴェスヴィオ山の噴火による火山灰の下に保存され、その後1916年から1926年にかけて発掘されました。これらの発掘により、考古学者はこのローマ時代の居住空間とその芸術的調度品の残存を記録することができました。
壁には、エウリピデスの『タウリケのイフィゲネイア』の場面や、バッカス、浮かぶキューピッドの絵が描かれた精巧なフレスコ画が残っています。これらの絵は、この家に住んでいた裕福な家族の芸術的嗜好と教養を示しています。
この家はポンペイの第3地区、第4街区にあり、発掘されたローマ時代の通りを通ってたどり着くことができます。地面がでこぼこしているので丈夫な靴を履き、ほとんどの場所は一日中直射日光が当たるため、対策をしてください。
16段の階段で上の階に上がることができ、その古代の石段の下には台所の跡が保存されています。この珍しい配置は、家族が狭い住まいに日々の活動を巧みに収めていたことを示しています。