Ice cave on Olkhon island, ロシアのオリホン島にできる季節限定の氷の造形。
この洞窟は岩肌に約20メートルほど入り込んでいて、凍った柱や天井から垂れ下がる氷柱、氷の厚さによって淡いターコイズから深い青までの半透明の壁が見られます。
バイカル湖の波しぶきが何千年もの間、海岸の岩壁に凍りついてきました。毎年冬に気温がマイナス20度まで下がるため、この場所には季節ごとに氷が積み重なり、恒久的な構造物にはなりません。
地元のブリヤート人のシャーマンたちは冬にこの洞窟で儀式を行い、バイカル湖に宿ると信じられている精霊に祈りや供え物を捧げ、コミュニティを祖先の信仰と結びつける伝統を守っています。
クジルから北へ約2キロの場所にあり、1月から4月にかけて氷が十分に厚くなったら、凍った湖面を歩くか車で渡ってアクセスします。地元のガイドが移動手段や安全装備を提供してくれます。
凍った壁が音響現象を生み出し、外部の音はこもって聞こえる一方、洞窟内の声は反響して増幅されます。これは、音波が結晶化した水の分子構造とどのように相互作用するかによって起こる効果です。