Hermitage Theatre, サンクトペテルブルクの宮殿地区にある歴史的な劇場。
エルミタージュ劇場は宮殿の堤防沿いに建ち、ジャコモ・クアレンギが設計した新古典主義のパラディオ様式を持つ。半円形の客席は色大理石で装飾され、アポロンとミューズたちの像を置くために造られた10の壁龕がある。
この劇場はエカチェリーナ2世の治世中の1783年から1787年に建てられた。それまでのロシア帝国劇場に代わるもので、ピョートル大帝の第三冬宮殿が取り壊された場所に建てられた。その基礎の一部は今も1階で見ることができる。
この劇場は帝室のための公演会場として使われ、ドメニコ・チマローザなどの作曲家の作品の初演が行われた。また、ロシア帝国末期にはマチルダ・クシェシンスカヤ、アンナ・パヴロワ、フョードル・シャリアピンといった伝説的な演者が出演した。
この劇場は宮殿地区のエルミタージュ美術館複合施設内にあり、アドミラルチェイスカヤ地下鉄駅の近くからアクセスできる。ガイド付きツアーが開催され、時折バレエやオペラの公演もある。公演のスケジュールは美術館の公式チャンネルで確認できる。
この劇場は18世紀の舞台装置をそのまま残しており、1785年11月22日に開場した。収容人数はわずか250人で、建築家ジャコモ・クアレンギとその家族のために特別な貴賓席が設けられていた。