落水荘, アメリカ合衆国ペンシルバニア州にある、フランク・ロイド・ライト設計の邸宅
フォーリングウォーターは3階建ての近代的な邸宅で、水平線が特徴です。ベア・ラン滝の上に、左右非対称に配されたテラスが張り出しています。構造には鉄筋コンクリート、地元の石、木材、レンガが使われています。
フランク・ロイド・ライトは、1934年から1935年にかけて、カウフマン家の週末用の別荘としてこの家を設計し、1939年に完成しました。この建物は、近代住宅建築の転換点となりました。
この家は、ライトの有機的建築の哲学を示しており、日本のデザインの考え方とアメリカのモダニズムを合わせたものです。建築と周囲の自然環境との間に密接な関係をつくりだすため、考え抜かれた設計がなされています。
この家は、ウェスタン・ペンシルベニア・コンサーバンシーが運営する博物館として公開されており、年間およそ135,000人の来館者があります。複雑な多層構造のため、車いすでの見学には対応していません。
この建物は自然の滝の上に直接張り出しており、住人は絶え間なく流れ落ちる水の音を聞くことができます。内部空間は、内と外の境界が曖昧になるように設計されています。
