Big Vishnu, インドネシア、ウンガサンにある像と観光名所
ガルーダ・ウィスヌ・クンチャナとも呼ばれるビッグ・ヴィシュヌは、インドネシア・バリ島のウンガサンに位置する高さ46メートルの銅・鉄鋼・鉄筋コンクリート製の像です。ヒンドゥー教の神ヴィシュヌがガルーダに乗る姿を表し、広場や庭園、公演スペースを備えた大きな文化公園の中に立っています。
この像のアイデアは1990年代に生まれ、当時インドネシアの観光大臣だったジュープ・アベがバリ島の文化的象徴を作ることを提案しました。建設は彫刻家ニョマン・ヌアルタの指揮のもとで長年にわたって進められ、彼のチームはバンドンで銅製のパーツを組み立ててからバリ島へ輸送しました。
ヒンドゥーの伝統においてヴィシュヌは世界の守護者であり、この像は神聖なワシに似た生き物ガルーダに乗る姿で表現されています。ヒンドゥー美術に親しみのある人なら、両手に持つ法螺貝や円盤といった典型的な持物をすぐに見分けることができるでしょう。
銅の表面は立つ場所によって光の当たり方が異なるため、敷地内を一周しながらさまざまな角度で像を眺める価値があります。日中の訪問が最も光の恩恵を受けやすく、広い広場を歩き回るためにも歩きやすい靴を履いていくことをおすすめします。
当初の設計では像をはるかに高くする予定でしたが、バリ島の宗教・地域指導者たちは、あまりに大きな構造物が島の霊的なバランスを乱す恐れがあるとして高さの縮小を求めました。また、銅製のパーツは現地で組み立てられたのではなく、ジャワ島のバンドンで製造・事前組み立てが行われてからバリ島へと運ばれました。