Claustro de la Colegiata, スペイン、サンティリャーナ・デル・マルにある学院教会のロマネスク様式の回廊
サンタ・フリアナ学院教会に付属するロマネスク様式の回廊で、スペイン、カンタブリア州のサンティリャーナ・デル・マルにあります。中央の庭を囲む4つの回廊からなり、アーチが装飾された柱の上に架かっています。東側の回廊には装飾がなく、16世紀に再建されました。
回廊は12世紀から13世紀にかけて、学院教会本体の主要工事が完了した後に建てられました。教会自体は11世紀後半にまで遡ります。1889年には、この場所全体が国の記念物に指定されました。
南と西の回廊にある柱頭には、聖書の場面とともに中世の想像上の生き物、例えばグリフォンやケンタウロス、竜と戦う騎士などが彫られています。北の回廊にはより簡素な植物模様があり、シトー会の影響を示しています。
回廊へは、サンティリャーナ・デル・マルの歴史的中心部にある学院教会を通って入ります。徒歩で簡単に回れる場所です。回廊の柱頭は目の高さに細部が見えるので、ゆっくり歩いて近くで眺める価値があります。
西の回廊にある柱頭の一つには、ペドロ・キンターナの名前と1203年の年号が刻まれており、スペインのロマネスク彫刻の中でも数少ない、年代と作者が明らかな作品の一つです。同じ回廊には、発掘で見つかった石棺や石片も壁沿いに並べられています。