Logis Royal du château de Loches, フランス、ロッシュにある王室の邸宅
ロジ・ロワイヤル・デ・シュロス・ロッシュはフランスのアンドル渓谷を見下ろす岩山の上に建つロッシュの城壁都市シテ・ロワイヤル内にある王室の邸宅です。14世紀のゴシック様式の棟と、16世紀初頭に増築されたルネサンス様式の棟という二つの翼棟から構成されています。
ロジ・ロワイヤルの最も古い部分は14世紀に建てられ、百年戦争の終盤にフランス王たちがここを利用しました。16世紀初頭にはアンヌ・ド・ブルターニュ王妃がルネサンス様式の棟を増築させ、防衛の拠点からより洗練された王室の居所へと変えていきました。
見学の入口はポルト・ロワイヤルで、城壁都市への唯一の入口でもあります。建物の間の道は凹凸があり急な箇所もあるため、歩きやすい靴を履いてくることをお勧めします。
ロジの内部には、シャルル7世の寵姫アニェス・ソレルの墓が置かれており、もともとは近くのサン・ウルス参事会教会に安置されていたものです。彼女はフランス史上初めて公式に認められた国王の愛人であり、その横臥像は中世フランス美術において最も初期の写実的な女性肖像のひとつとされています。