Sarıkamış-Allahuekber Mountains National Park, トルコ、エルズルム州およびカルス州の国立公園
サルカムシュ・アッラーフエクベル山脈国立公園は、トルコ北東部のエルズルム州とカルス州にまたがる国立公園です。標高の高い地帯には松林が広がり、低い場所にはシラカバやネズの木が育ち、冬には尾根が深い雪に覆われます。
この地域は、1914年から1915年の冬に起きたサルカムシュの戦いで広く知られるようになりました。オスマン帝国軍は雪深い山中で壊滅的な損害を受けました。その後、20世紀のうちにこの土地は保護区に指定され、やがて国立公園として宣言されました。
公園内の山道沿いには、第一次世界大戦で命を落とした兵士たちを悼む記念碑が点在しています。訪れる人々は森と記念碑の間を歩きながら、静かに立ち止まって思いをはせます。
公園には近隣の町から4つのルートでアクセスでき、走行中からすでに山の広い眺めが楽しめます。標高が高くなるほど気温が急激に下がるため、冬の訪問には防寒着が必須です。
この公園は重要野鳥生息地に登録されており、107種以上の鳥類が記録されていることから、遠方からも多くのバードウォッチャーが訪れます。冬の静かな山道では、オオヤマネコやヒグマが雪の上に残した足跡をよく目にすることができます。