National Library of South Africa, ケープタウンとプレトリアで運営されている国立図書館(南アフリカ)
南アフリカ国立図書館は、ケープタウンとプレトリアにそれぞれ別の施設を構えています。各施設には閲覧室、文書保管スペース、そしてデリケートな資料のための温度管理された収蔵庫があります。コレクションには、数百万冊の図書、定期刊行物、写本、地図、デジタル資料が含まれ、南アフリカの出版史の数世紀にわたる資料を所蔵しています。
南アフリカ国立図書館は1999年11月1日、二つの機関の統合によって発足した。ケープタウンに1818年、市内に持ち込まれるワインへの課税収入で設立された南アフリカ図書館と、1887年9月21日にトランスヴァール政府が定款を承認したプレトリアの州立図書館である。1996年に任命された作業部会が二拠点の国立図書館を勧告し、統合は国立図書館法によって実施された。
この機関は南アフリカの11の公用語すべてによる出版物を所蔵し、多様なコミュニティの文学遺産の中央保管庫として機能しています。このコレクションは、同国の言語的多様性を反映し、先植民地時代から民主主義時代に至るまでのテキストを研究者に提供しています。
訪問者は、事前にウェブサイトで開館時間を確認し、特別コレクションを利用する際には身分証明書を持参する必要があります。どちらの施設も中心街にあり、公共交通機関からアクセスしやすい場所です。研究者はカタログの案内を依頼できます。資料の取り寄せには数日かかることがあります。
1818年のケープタウン館の設立は、売買のために市内へ持ち込まれたワインに総督チャールズ・サマセット卿が課した税に由来し、その収益は公共図書館に充てる目的でした。最初の主要な収蔵品は、ヨアヒム・ニコラウス・フォン・デッシンが1761年にオランダ改革派教会へ遺贈し、1820年に図書館へ寄贈されたデッシニアン・コレクションです。