Aguada Fénix, メキシコ、バランカンにある遺跡
アグアダ・フェニックスはバランカンにある考古遺跡で、かなりの距離にわたって広がり、地上から数メートル高くなる巨大な長方形の台座があります。この複合体は、中央のエリアから放射状に伸びる9本のまっすぐな道によって結ばれていました。
この遺跡は紀元前1000年から紀元前800年の間に建設され、マヤ地域で知られている最も古い建造物群の1つです。後のマヤ都市の台頭よりはるか前に出現し、初期のコミュニティが中央集権的な支配なしに大規模なプロジェクトを組織できたことを示しています。
アグアダ・フェニックスの名は、この地域の水源に由来する。発掘調査では、台地の中央に翡翠の斧やその他の象徴的な品々が置かれていたことが判明し、この場所が大規模な集会のための儀礼的な目的地であったことを示唆している。居住区は確認されておらず、唯一見つかった彫刻は、ホワイトリップペッカリーやハナグマの可能性がある動物をかたどった石灰岩の像である。
発掘・調査が続く間、遺跡は一般公開されておらず見学できません。平台はバランカン町のサン・ペドロ川近くの私有地にあり、一部は樹林で、牛の放牧に使われています。巨大な平台は地上からは自然の地形に見えるため、土塁の全体は航空写真やLiDAR地図で確認するのが適しています。
アグアダ・フェニックスで見つかった彫刻は一つだけで、動物(ホワイトリップペッカリーかハナグマの可能性)を表した石灰岩の像である。サン・ロレンソやラ・ベンタといったオルメカの中心地と違い、高地位の人物の彫刻はなく、考古学者は社会的格差が小さかったと解釈している。