Fremont Troll, 米国ワシントン州シアトルのフリーモント地区、オーロラ橋の下にあるコンクリート彫刻
フリーモント・トロールは、シアトルのフリーモント地区にあるオーロラ橋の下にあるコンクリート彫刻で、1990年に地元のアーティストチームによって制作されました。この巨大な人物は高さ約5.5メートルで、片手で実物のフォルクスワーゲン・ビートルを握りしめ、金属製のハブキャップでできた目で橋の下から外をじっと見つめています。
スティーブ・バデーンズ率いる4人のアーティストが、1990年に近隣の2万ドルの助成金を使ってトロールを制作し、橋の下の放棄された空間を変貌させました。このプロジェクトは、フリーモント芸術評議会のコンペから生まれたもので、使われていない市の場所を再考することを目的としていました。
この像はノルウェーの昔話『三匹のヤギのがらがらどん』から着想を得ており、北欧の語り部の伝統と現代のストリートアートを結びつけています。光るハブキャップの目を持つ不機嫌な巨人として、昔話に出てくる古典的な橋の番人の役割を演じています。
この彫刻はノース36丁目のオーロラ橋の下に屋外で設置されており、いつでも写真を撮りに訪れることができます。周辺は日中が最も混雑します。橋の下の明かりで細部がよく見えるからです。
トロールの手の中のフォルクスワーゲン・ビートルには、当初エルビスの記念品を納めたタイムカプセルが入っていましたが、破壊行為により車はコンクリートで埋められました。現在、その車は像の握りの中にしっかりと固定され、恒久的なインスタレーションの一部となっています。