Santa Barbara County Courthouse, アメリカ、サンタバーバラの郡庁舎
サンタバーバラ郡庁舎は、白い漆喰壁と赤い瓦屋根の建物が芝生の中庭を囲むスペイン植民地復興様式の複合施設です。ピラミッド型の屋根を持つ高い四角い塔が2階建ての棟の上にそびえ、白い蹴上げと赤い踏み板の広い階段がヤシの木のそばのテラスへと続きます。内部の壁画の間には、濃い木目の格天井、人物や船を描いた壁画、真鍮のシャンデリア、そして壇に向かって並ぶ木製のベンチがあります。
1926年、1925年のサンタバーバラ地震で損傷した1872年築のギリシャ復興様式の裁判所跡地で建設が始まった。サンフランシスコのウィリアム・ムーザー社がスペイン・アンダルシア風の城館様式で設計した。1929年3月に完成し、同年8月14日に落成。当初は高等裁判所、刑務所、郡の事務所が入っていた。
旧監査委員会議場は現在「壁画の間」と呼ばれ、面積は4,200平方フィートを超えます。イラストレーターでハリウッドの美術監督でもあったダン・セイヤー・グロスベックが、1542年のフアン・ロドリゲス・カブリリョの上陸やサンタバーバラ伝道所の創設などの場面を壁に描きました。天井はイタリア人画家ジョヴァンニ・スメラルディが手がけました。この建物は結婚式の会場として人気があり、2014年にはカマラ・ハリスもここで挙式しました。
高さ85フィートの時計塔「エル・ミラドール」へはエレベーターで上がれ、最上部には方角ごとの眺めを示す写真が掲げられている。壁画の間、記録保管所、沈床庭園は法廷審理中も見学できる。1階の案内カウンターにはボランティアの解説員がおり、1974年5月から毎日ガイドツアーを行っている。
この建物は現在も活発な裁判所として機能し続けており、観光客は同時にその空間を探索することができます。この組み合わせにより、歴史と現代の政府運営が同じ壁の中で共存する場所となっています。