Jangtsa Dumtseg Lhakhang, ブータンのパロにあるチベット仏教の僧院
ジャンツァ・ドゥムツェグ・ラカンは、ブータンの寺院では珍しいチョルテン形に造られた三層の寺院である。パロの町から橋を渡った先、パロ渓谷とドプシャリ渓谷の間の丘に建つ。三つの層はマンダラとして構成され、急な梯子で結ばれ、壁面にはドゥクパ・カギュ派の仏画と図像が数多く描かれている。
チャグザンパとも呼ばれるタントン・ギャルポ(1385–1464)が1421年にチョルテン形の寺院を建てたとされ、1433年とする資料もある。彼はブータンで8基の鉄橋を架けたと伝えられる。1841年には第25代ジェ・ケンポのシェラプ・ギェルツェンが村人の協力を得て修復し、寄進者の名が1階の木の幹の柱に刻まれた。
三つの階は地獄・地上・天に対応し、ドゥクパ・カギュ派の灌頂の段階を表す。一階には五方仏、観音、グル・リンポチェ、タントン・ギャルポが安置され、二階の外壁にはマハーカラと百の寂静・忿怒尊、内壁にはバルドが描かれ、三階にはシャンパ派の五尊曼荼羅として、外壁にグヒヤサマージャ、ヴァジュラバイラヴァ、チャクラサンヴァラ、ヘーヴァジュラ、カーラチャクラ、ヴァジュラヴァラーヒー、ハヤグリーヴァ、マハーマーヤ、内壁に84人のインドの聖者、マルパ、ミラレパ、ガンポパが描かれている。
この聖堂は、パロの町から橋を渡ったところにあり、ブータン国立博物館の近くに位置しています。パロ地域とその文化的名所を巡る際に、簡単に訪れることができます。
この寺院がチョルテン形をとるのは、悪魔を封じ込め仏教の勝利を告げるためと伝えられます。地元の伝説では、タントン・ギャルポが基礎にあった蛇のような力の上に建てたとされます。ブータン郵便公社はこの寺院の初日記念はがきを額面10ニュルタムで発行しました。