Pali-Aike National Park, マガジャネス州にある国立公園(チリ)。
パリ・アイケ国立公園は、チリ南部にある保護地域で、火山活動によって形成された数千ヘクタールの広さを誇ります。公園には、暗い溶岩原、クレーターの窪地、そして開けたステップの風景の中に点在する洞窟群があります。
ジュニウス・バードは1930年代にパリ・アイケ洞窟を発見・調査し、出土した石器は約1万1000年前のもので南米最古級とされる。洞窟からは火葬された人骨3体と更新世の動物遺骸が見つかり、溝付き魚尾形尖頭器を使う狩人の一時的な野営地だった。1998年、パリ・アイケ洞窟とフェル洞窟はユネスコ世界遺産に共同で推薦された。
パリ・アイケという名前はテウェルチェ語(アオニケンク語)に由来し、「荒涼とした場所」を意味する。スペイン語資料では「Lugar Desolado de los Malos Espíritus」と訳されている。公園名は火山地帯の火口丘パリ・アイケ・クレーターにちなむ。周辺では、風化した火山岩を赤い顔料として使ったペトログリフや岩刻を見ることができる。
パークへ行くには、プンタ・アレーナスから未舗装の道路を通って頑丈な四輪駆動車が必要で、事前の計画が不可欠です。地形は険しく、地域は辺鄙なため、困難な運転条件と変わりやすい天候に備えることが重要です。
公園の溶岩流は約1000年前のもので、この火山地帯はパタゴニアで最も北に位置します。パリ・アイケ洞窟では、魚の尾状の溝付き投げ槍の先端とともに、儀礼に使われたとみられる円筒形の石も見つかっています。