Panagia tou Sinti Monastery, キプロス、パフォス地方の正教会修道院
パナギア・トゥ・シンティ修道院は、キプロスのパフォス地方にある正教会の修道院で、トロードス山脈の麓に石造りの伝統的なビザンチン建築を示しています。敷地は中央の中庭を囲むようにいくつかの建物が連結されており、礼拝堂、居住区、倉庫が含まれています。
13世紀に創建され、パナギア・エレウサに捧げられたこの修道院は、当初フランチェスコ会に属し、農耕やオリーブオイルの生産を行っていた。1542年頃、ヴェネツィア支配下で大規模に再建され、1571年のオスマン征服後は没収されて後にキッコス修道院の所有となった。1927年まで活動を続け、1966年に古代記念物に指定され、1997年にエウロパ・ノストラ賞を受賞した。
この修道院は現在、活動する共同体ではない。1927年に無人となり、今はキッコス修道院のメトヒオン(従属修道院)である。16世紀のパナギア・エレウサのイコンは1956年にキッコスへ移され、聖堂には複製が置かれている。聖堂では今も時折、正教会の奉神礼や洗礼、結婚式が行われる。
訪問者は、この修道院が現役の礼拝所であるため、適切な服装をし、敬意を払い、静かな態度を保つ必要があります。修道院は丘陵地帯に位置しているため、特に暖かい日には、歩きやすい靴と水が推奨されます。
教会のドームは柱を一切使わず四つの壁だけで支えられ、ビザンティンとゴシックの要素を併せ持つ。巡礼者ワシーリー・グリゴロヴィチ=バルスキーは1735年、そこに西方フランシスコ会の影響を感じ取った。16世紀の名高いエレウサのイコンは1956年にキッコス修道院へ移され、現在教会にあるのは複製である。