Admont Abbey Library, オーストリア、アドモントにある修道院図書館。
アドモント修道院図書館は、長さ70メートル、幅14メートル、高さ約13メートルのバロック様式の大広間で、修道院の書庫としては世界最大である。ヨーゼフ・フーバーの設計により1774年から1776年に建てられ、七つの穹窿天井と48の窓が採光を担うため、人工照明は後にも加えられなかった。白と金の書棚が壁を覆い、大広間には修道院の20万冊のうち約7万冊が収められている。
このベネディクト会修道院は1074年頃に設立され、バロック様式の図書館は1774年から1776年にかけて大規模な改修の一環として建設されました。この図書館は、増え続ける蔵書を収容し、修道士たちの学問的活動を支えるために建てられました。
天井フレスコ画は1776年にバルトロメオ・アルトモンテが描き、中央の穹窿に人間の認識が神の啓示へ至る段階を示す。その下の書棚には聖書と教父の著作が並び、北側は神学、南側は世俗の学問の書が置かれた。中央室の「四つの終末」の彫刻はヨーゼフ・タデウス・シュタンメルの作である。
図書室へは修道院博物館を通って入り、北端から入室します。そこには神学書が並び、南側には世俗科学の書物が置かれています。照明は48の窓だけが頼りで、人工照明は後年も加えられていないため、曇りの日は室内が暗くなります。写本とインキュナブラは別の安全保管庫に収められ、毎年テーマを変える展示で公開されています。
中央のドーム下に立つ4体の木像は、ヨーゼフ・タデウス・シュタンメル(1695–1765)が彫った「四つの終末」である。図書館の建設より数年早く作られたため、建築家ヨーゼフ・フーバーと画家バルトロメオ・アルトモンテによる啓蒙主義の構想ではなく、バロックの信仰芸術に属している。