Seckau Abbey, オーストリアのゼッカウにあるベネディクト会修道院兼大聖堂
ゼッカウ修道院はシュタイアーマルク州のベネディクト会修道院で、その教会は1143年から1164年に建てられたロマネスク様式のバシリカで、東側に三つの後陣を持つ細長い三廊式の内部をもつ。西正面は二つの八角形の塔と二つの門の間に143メートルにわたり、堂々たるバロック様式の修道院棟は1625年から建設された。教会はゼッカウ産砂岩で造られ、当初の平らな木天井は1480年から1500年の間に後期ゴシックの網状リブ穹窿に替えられた。
この修道院は1140年にアウグスチノ修道会の参事会員によって設立され、1143年に教皇インノケンティウス2世から、大司教コンラート1世の要請により正式な教皇承認を受けました。
天使礼拝堂には、ヘルベルト・ベックルが1952年から1960年にかけて制作した、ヨハネの黙示録を主題とするフレスコ画「ゼッカウの黙示録」がある。この礼拝堂は中世の修道院境内に現代美術を求める来訪者を集めている。恩寵礼拝堂には、おそらく1200年頃にヴェネツィアの工房で作られたニコポイア型の雪花石膏浮彫であるゼッカウの恩寵像が安置されている。
1930年に小バシリカに格上げされた修道院教会へは、二つの八角塔と二つの門の間の143メートルの西正面から入る。ハプスブルク家の霊廟は左手前の側廊にあり、ベックルのフレスコ画があるエンゲル礼拝堂は独立した礼拝堂、恩寵礼拝堂にはゼッカウの恩寵像が安置されている。修道士たちは敷地内でギムナジウムを運営しており、複合施設の一部は学校区域である。
2008年のオーストリアのユーロ記念コインは西側から見た修道院を描き、中央にロマネスク様式のバシリカと二つの塔が配されています。裏面は正面入口から主祭壇を見た眺めで、中世の磔刑群像が四本の太い鎖で吊り下げられています。