Altes Landhaus, オーストリア、インスブルックのバロック様式の行政庁舎
アルテス・ラントハウスは、インスブルック旧市街にあるバロック様式の行政庁舎で、中庭を囲むように配置された3階建ての建物に、両翼が付属しています。北翼にはロココ様式のホールがあり、1758年のオリジナルの装飾がそのまま残されており、天井画と金箔の細部が見られます。
建設は1725年、建築家ゲオルク・アントン・グンプの指揮のもとで始まり、以前チロル議会の議場として使われていた古い建物に代わるものでした。礼拝堂は1730年に完成し、奉献されました。主に市民的な建物に宗教的な空間が加えられたのです。
北翼のホールには、壁沿いにチロル地方の統治者の肖像画が今も飾られており、訪問者はこの地域の政治史を直接感じ取ることができます。18世紀の金箔の装飾と天井画はそのままの状態で残っており、イベントやガイド付き見学中に見ることができます。
この建物は現在も行政の中心として使われているため、ロココ様式のホールなどの内部を見学できるかどうかは、予定されているイベントやガイド付き見学によります。すべての部分に自由に入れるわけではないので、どのエリアが公開されているかを事前に確認することをお勧めします。
建物の中の礼拝堂には、聖ゲオルクが竜と戦う姿を描いた窓があります。教会ではなく市民的な建物としては珍しい細部です。宗教的なイメージと行政機能のこの組み合わせは、18世紀のチロル地方において信仰と統治が密接に結びついていたことを反映しています。