Deutschmeister-Palais, オーストリア、ウィーン、インネレ・シュタットの宮殿
ドイチュマイスター宮殿は、1864~1868年にテオフィル・フォン・ハンゼンが建てたウィーン環状道路の歴史主義様式の宮殿で、パルクリンク8番地にある。5階建ての中央リザリートが低い両翼より高く、2層の粗面石積み基壇に三つの半円アーチ門があり、二連の大階段へ通じる。主階のリザリートにはバラストレード付きイオニア式列柱があり、アティカ階のフリーズには総長たちの紋章が並ぶ。
ドイツ騎士団の総長であったヴィルヘルム大公は、1864年から1868年にかけてテオフィル・ハンゼンにこの宮殿の建設を依頼しました。1870年に大公は宮殿をドイツ騎士団に売却しました。1938年から1945年まではウィーンSS本部が置かれ、その後1974年まで連邦警察局として使用されました。1981年にOPEC基金が取得し、1983年まで改修が行われました。
内部には、2本の深緑の大理石柱で仕切られた非常に豪華なサロンがあり、黒大理石の台座、ピンクの壁面パネル、格天井を備えています。食堂は4本の柱でビュッフェと区切られ、黒と赤の大理石模様の台座、金色のコリント式ピラスター間の白いパネル、金色の格天井が見られます。
パルクリンク8番のこの宮殿は博物館ではなく、一般向けのガイドツアーも行っていません。国際開発のためのOPEC基金(OFID)の事務所が入っています。通りからは三つの半円アーチ門と六体の総長像が見られ、コプデンガッセ側の裏面は意図的に簡素な造りです。
ヨーゼフ・ガッサー作の総長の紋章像6体が側翼のバルコニー手すりに立ち、6体の騎士団の使者像が戦利品を載せた台座を支えています。コプデンガッセ側の背面ファサードは、パークリングに面する正面とは対照的に意図的に簡素に仕上げられています。