Yusif ibn Kuseyir Mausoleum, アゼルバイジャンのナフチヴァンにある史跡
ユシフ・イブン・クセイル廟は焼成レンガ造りの八角形の塔で、ピラミッド形の屋根を頂き、上下二層とも平面は八角形である。地下の墓室のため外からは一層に見える。西面にアーチ門と銘文、北面に深いニッチ内の第二の入口がある。内部は無装飾で、外部は密な幾何学レンガ模様に覆われ、壁とピラミッド屋根の間にクーフィー体の銘文帯が走る。
この廟は1161~1162年に建てられ、建築家アジャミ・イブン・アブバクル・ナフチヴァニの作とされ、その名は入口左側の最初の面に刻まれている。ヒジュラ暦557年シャウワール月(1162年)の建設銘文には、被葬者ユシフ・キュセイイル・オグルの名と、彼がシャイフで宗教的指導者であったことが記される。ナフチヴァン・マラーガ学派に属し、角錐屋根は800年以上残る。
この建物は、アラビア文字のクーフィー書体でイスラム教の聖典がレンガの壁に刻まれています。聖なる書を建物自体に組み込むこの取り組みは、中世の宗教建築において信仰と職人技が一体となっていたことを示しています。
ナヒチェヴァンにあるこの廟は外観全体を見ることができ、上部の室へは北面の扉から入る。扉は大きな銘板の下の奥まった龕に収まっている。西面には建設銘文を伴う主入口がある。八つの面を一周すると、多様な煉瓦装飾と躯体とピラミッド屋根の間のクーフィー文字の帯が見られる。
建物の八つの側面のうち一つは他と明らかに異なり、入口の扉と独自の幾何学模様のレンガの装飾があります。対称的なデザインの中のこの非対称性が、この建物を建築的に興味深いものにしています。