Building of the Presidency of Bosnia and Herzegovina, サラエボにある政府庁舎
ボスニア・ヘルツェゴビナ大統領府の建物は、3階建てで、左右対称のファサードを持ち、精巧な石積みとルネサンス復興様式の華やかなディテールが特徴です。1886年に完成したこの建物は、古典的な建築要素が全体にわたって施され、目を引きます。
この建物は、1878年にオーストリア=ハンガリー帝国がボスニア・ヘルツェゴビナを占領した後、帝国当局の行政本部として最初に建設されました。帝国の崩壊後、この建物は地域の政治情勢の変化に応じてさまざまな役割を経てきました。
この建物には、ボシュニャク人、セルビア人、クロアチア人のコミュニティを代表する3人の大統領のためのオフィスがあり、輪番制の指導体制がとられています。この取り決めは、国の共同統治構造を反映しています。
建物の外観は日中は自由に見学でき、写真撮影も可能ですが、内部の見学には公式な窓口からの事前許可が必要です。内部を見学する予定の訪問者は、事前に関連当局に連絡する必要があります。
2014年2月、政府の政策と行政の非効率に対する抗議活動の際に、建物の一部が火災による損傷を受けました。これらの出来事は、今日の訪問者が、最近の歴史の激しい政治的感情によって特徴づけられた構造を見ていることを示しています。