聖血礼拝堂, ベルギーのブルッヘ、ブルフ広場にあるバシリカと博物館
聖血教会の博物館は、ベルギーのブルッヘのブルフ広場にある教会堂と博物館で、上下に重なる2つの礼拝堂で構成されています。下の礼拝堂は丸いロマネスク様式のアーチと厚い石壁が見られ、上の礼拝堂は尖ったゴシック様式のアーチと精巧な石の装飾が見られます。
伯爵ティエリー・ダルザスは、エルサレムへの十字軍から帰還した後、1157年にこの教会を創設しました。ロマネスク様式の下礼拝堂はほとんど当時のままですが、上礼拝堂は15世紀から16世紀にかけてゴシック様式で再建されました。
この教会の名前は、何世紀にもわたって信者たちに敬われてきた聖遺物に由来しており、その聖遺物は装飾の施された銀製の容器に納められています。毎週金曜日には、一般の参拝者が聖遺物を間近で見ることができる公開儀式が行われます。
この教会は毎日午前10時から午後5時15分まで開いており、礼拝堂への入場は無料です。典礼用具や聖遺物箱を展示する宝物庫は少額の料金で見学できます。
17世紀のアラバスター製のレリーフには、聖書の物語の場面が精巧な彫刻で描かれており、表情や衣服のひだなどの細部が驚くほど正確に捉えられています。この作品は、薄いアラバスターの層が半透明になる技法を示しており、人物にほぼ生命を宿したような外観を与えています。

