Belfry of Thuin, ベルギーのテュアンにある鐘楼
テュアンの鐘楼は、高さ60メートルの方形の塔で、粗石と砂岩に石灰岩の隅石と帯状装飾を施している。上層には大きな半円アーチの開口部が四つあり、頂部は鐘形の尖塔と四つの多角形の小塔で飾られている。東面には取り壊された身廊の屋根の跡が残る。
塔は1153年から1164年にリエージュ司教公アンリ2世・ド・レーズの下、粘板岩の岩盤上に基礎なしで建てられたサン・テオダール参事会教会のものでした。鐘楼であると同時に町の塔となり、リエージュ公国唯一のベルギーの鐘楼となりました。1811年、踊り場を作るために長さ20メートル、幅18メートルの身廊が取り壊され、塔だけが残りました。
この鐘楼は中世の市民権力を象徴しており、ユネスコ世界遺産に登録されているベルギーとフランスの鐘楼群に属しています。その存在は、町の共同体がどのように独立と繁栄を表現したかを示しています。
鐘楼は、かつて参事会聖堂の身廊が東へ伸びていた場所に当たるプラス・デュ・シャピトルに立つ。北面に接する半円形の階段塔は、鐘形のスレート屋根を持ち、2階への通路となっている。塔は教会堂ではなく市の所有物で、2004年以降カリヨンが毎時と30分を自動で打ち鳴らす。
1765年と1766年にジヴェのピエール・モノーが鋳造した鐘「パウラ」と「マリア」が今も塔に残る。参事会が費用分担を拒んだため、市の当局が自費で鋳直させたものだ。