Saint James Church, ベルギー、トゥルネーにあるゴシック様式の教会
サンジャック教会はトゥルネーにあるゴシック様式の建物で、中央身廊には石柱が並び、その柱頭には葉脈模様の彫刻が施されています。高くそびえるアーチの間を光と影が行き交い、内部の空間を形作っています。
建設は1163年から1167年に始まり、ロマネスク様式の礼拝堂として建てられ、後に13世紀から14世紀にかけてゴシック様式の要素が加わり拡張されました。1566年の聖像破壊運動を生き延び、重要な芸術作品を現在も保持しています。
彩色されたヴォールト天井には、リュートやハープなどの楽器を奏でる天使たちが描かれており、中世トゥルネーの宗教生活を反映しています。これらの天上の情景が、教会に入る訪問者の印象を形作っています。
この教会は通常の日に参拝者を迎え入れており、現在も市内の礼拝所として使われています。天井画や石の細部をはっきりと見るには、日中の明るい時間帯の訪問がよいでしょう。
1411年作の銅製の鷲の書見台が聖歌隊席にあり、1500年代の破壊を免れた数少ない品の一つです。中世工芸の貴重な例でありながら、見落とされがちな作品です。