Palais de la Folle Chanson, ベルギー、イクセルのアール・デコ調集合住宅
パレ・ド・ラ・フォル・シャンソンは、鉄筋コンクリートと花崗岩の仕上げで造られた集合住宅で、角に半円形のロタンダがあり、8階すべてを貫いています。各階に2つの住戸があり、広々としたリビングエリアを備えています。最上階には読書室と喫煙室があります。
ヴィクトール・オルタの元生徒であるアントワーヌ・クルタンは、ブリュッセルで高級アパートが開発されていた時期に、この住宅を1928年に設計しました。このプロジェクトは、新しい建築技術と当時のデザイン動向を取り入れた住宅地区の近代化を反映していました。
エントランスホールには、色とりどりの大理石の床と銅製の柱が施されており、1920年代の裕福なブリュッセル市民が何を重視していたかを示しています。これらの素材と仕上げは、当時の集合住宅に求められた洗練への願望を反映しています。
この建物は星形広場(ロン・ポワン・ド・レトワール)に面しており、通りから建築を眺めることができます。内部の見学は、個人所有の住宅で保護文化財に指定されているため、事前に許可を得る必要があります。
最も特徴的なのは屋根の星形の王冠(カンパニーレ)で、ホテル・ハーレンスのデザインに似ており、この建物を星形広場でひと目でわかるようにしています。この装飾的な屋根のデザインは、当時のベルギーの集合住宅では珍しい様式的要素でした。